open air 湊山醸造所
2022年12月14日
ウクライナの復興支援のために
はじまりは、ウクライナのブルワリーPZDKから届いたメッセージでした。
PZDKのブルワーのイリアさんは、友人が持ち帰ったopen airのビールを飲んで気に入ったことをきっかけに、コラボレーションできないかと連絡してきてくれたのです。ウクライナの人々のために、少しでも何かができる機会を頂いたことに、心から感謝しています。
ちょうどウクライナを訪問していた、アメリカのOuter Range Brewingも交えて、ビールの方向性やレシピについて議論を重ね、今回の3カ国協働のビール”magura”の醸造へと至りました。
maguraとは、スラヴ民族の神話の中で最高神の娘に位置づけられます。ちょうど北欧神話のワルキューレのように、戦禍に倒れた戦士に永遠の安らぎを与える役割をもっている女神の名前を使うことは、PZDKのイリアさんの提案でした。
このビールは、収益の一部をウクライナの復興のために募金します。通常の価格より上乗せした分をお客様にご負担いただき、それと同額を別途open airとしても負担します。(今回は缶の小売り価格を通常よりも100円上乗せしましたので、open airも同額を負担し、合計で200円を募金します。ケグや缶の卸売についても、同様に募金します。)
Illia Godinia, owner of PDZK Brewery
Illia Godinia, owner of PDZK Brewery
募金先は、united24(https://u24.gov.ua/)を予定。ゼレンスキー大統領によって開設されたサイトを通して、ウクライナ政府に直接届けます。
ビールのレシピを決めるための議論の間にも、PZDKとの連絡が数日間途絶えることが何度もありました。インフラが破壊され、電気や通信手段などが遮断されるためです。それでも、イリアさんはウクライナの勝利と、いつか復興の日がはじまることに、何の疑いも持っていません。
ホップによるトロピカルなフレーバーが印象的なHazyスタイルのこのビールのように、笑顔がはじける日がウクライナに戻ることを心から願っています。
復興開始の日だけをめざして。
ウクライナと日米の醸造所がコラボレーションしたチャリティーHazy。
復興開始の日だけをめざして
ウクライナと日米の醸造所が
一緒に企てたチャリティー作戦。
戦禍がどれだけひどくても、
握った手はもう離さない。
ビアスタイル: hazy ipa
アルコール度数: 6.5%
モルト: Pilsner, Wheat Malt, Naked Oat Malt
ホップ:Galaxy, Nectaron, Vic Secret
酵母:Ebbegarden
公式SNSアカウント
ロゴをクリックすると各ブルワリーのInstagramへ遷移します。
open air(左)、 PZDK BREW(中)、Outer Range Brewing(右)
▼PZDK BREW 公式instagram
www.instagram.com/pzdk_brew/
▼OUTER RANGE BREWING 公式instagram
www.instagram.com/outerrangebrewingco/